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大東亜戦争の電子書籍(目次) 

 大東亜戦争は石原莞爾と尾崎秀実が大陸に渡った昭和三年(1928)から開始された。

 「戦争の天才と謀略の天才の戦い」国民のための大東亜戦争正統抄史1928―56は、豊富な第一次史料、入手困難な戦争指導資料を駆使し、この二人の戦いを中心として帝国議会が開かれた1890年から昭和天皇が崩御された1989年まで日本百年史を俯瞰する長編物語です。

 なぜ近衛首相は「爾後国民政府を対手とせず抹殺する」と宣言したのか、近衛首相が公表した「東亜新秩序」とは何か?、我が国が三国同盟を締結した真の目的は何か?なぜ我が国は支那事変を解決できなかったのか、なぜ陸軍中央は敗戦まで支那大陸で大軍を動かし続けたのか、 「ぜいたくは敵だ」や「一億玉砕」の発信源はどこにあったのか?近衛上奏文が指摘した軍の革新論者と一部新官僚および民間有志ら右翼―国体の衣を着けた共産主義者とはいったい誰なのか?

 歴史教科書、教師、新聞、著名な評論家、歴史学者が国民に教えてくれない大東亜戦争の真実がここにある。日本のナチスに呪われた文部省検定学校教科書を信じる者は公務員試験に合格しません!これを信じる者は日本のナチスと同じく鳩山由紀夫より醜悪で愚劣な無限のルーピーに転落してしまうからです。
 
 以前いただいた読者の方のメールによると、数十年にわたり頑固に悪名高い某反日新聞を購読していた老父が、国民のための大東亜戦争正統抄史1928―56を読み終えて、自分が反日新聞社に騙されていたことに気付き、激怒して、従軍慰安婦強制連行説を捏造した反日新聞の定期購読を打ち切ったとか(笑)。

 この電子書籍を読んで心に志を宿した方々が、反日新聞社に騙されている人々を救済するために、親類縁者、仲間友人同僚の方々にこの電子書籍を紹介しています。衰退著しい我が国を再興させる原動力は、国民一人一人の志です。 これまで平間洋一先生をはじめ多くの読者から購読料を頂きました。平間先生の「『本土決戦』『一億玉砕』を叫んだ敗戦革命論者たち」(『正論別冊 中国共産党 野望と謀略の90年』23年6月号)はこの「戦争の天才と謀略の天才の戦い-国民のための大東亜戦争正統抄史1928―56」の要約です

 これは本当に信用に値する戦史書なのか?と訝しがる方、まずこの【新風舎の書評】【大東亜戦争の本質】と歴史学会の内幕を暴く「閉ざされた戦史研究-第二次世界大戦と日独伊三国同盟-海軍とコミンテルンの視点から」をお読みください(平成18年12月2日註、新風舎は怪しい出版社のようなので、作家を目指している方は御注意を!詳細はこちら)。

 所長は可能な限り第一次史料を読み、時代の全体像の描写を心掛け、読者を楽しませる面白いストーリー性と読者の知識向上に役に立つ学問性を重視しましたが、至る所に所長の錯誤、勘違い、見落とし、誤字脱字等 または画像障害、文字化け、リンク切れ(404forbidden)等があるかも知れませんので、これらを見つけた方、是非とも森羅万象の歴史家ブログでご指摘下さい。


注意事項

 これは、約700頁の単行本に相当する文字量なのでマウスドラッグ、コピーアンドペーストとワープロソフトを駆使され編集プリントアウトしてお読みください。

 例、オフライン状態で、南京陥落を【編集すべて選択】コマンドを使ってコピーしワード文書にペーストしテキストファイルとして保存、この作業を16回繰り返して全部のコラムのテキストファイルを作り、これらを再びワード文書に戻しコピペして一つのワード文書にまとめて印刷する。

「戦争の天才と謀略の天才の戦い」 国民のための大東亜戦争正統抄史1928―56の目次

<第一章 支那事変抄史>

【南京陥落】

1、トラウトマン工作  2、参謀本部の早期和平論 3、昭和十三年一月十五日大本営政府連絡会議 4、暴走  5、日本共産党 6、満洲事変とゾルゲ機関 7、転向声明 8、支那問題の権威 9、国家総動員法

【日支全面和平を打ち砕いた者】

10、萱野長知 11、宇垣一成 12、和平交渉成立 13、高宗武の来日 14、萱野再び上海へ 15、単独辞職

【汪兆銘工作】

16、泥沼 17、松本重治と高宗武 18、第二次近衛声明 19、脱出 20、第三次近衛声明

【汪兆銘工作の謀略的意義】

21、主謀者 22、永久抗争 23、浸透 24、愚人

【近衛新体制】

25、テロリスト 26、革新華族 27、上からの政権奪取  28、具眼の戦争指導班参謀  29、ノモンハン事件と第二次ヨーロッパ大戦 30、桐工作  31、倒閣 32、第二次近衛内閣発足 33、近衛新体制 34、帝国憲法改正に関する意見書 35、満洲国協和会と大政翼賛会 36、延命 37、憎悪

【ソ連の対日米支諜報謀略網】

38、太平洋問題調査会 39、西安事件 40、廬溝橋事件 41、ソ連の諜報謀略網  42、歴史に対する罪

<第二章 日米開戦抄史>

【独ソ開戦と日本の南進】

43、検察の苦悩 44、日独伊ソ四ヶ国協商構想の背景 45、独ソ戦勃発 46、南進論と北進論 47、佐藤賢了と尾崎秀実 48、昭和十六年七月二日御前会議 49、第三次近衛内閣発足 50、ABCD包囲網 51、昭和十六年九月六日御前会議、明治天皇の御製 52、窮地 53、日米首脳会談 54、近衛東條会談 55、近衛内閣総辞職 56、任務完遂

【石原莞爾と尾崎秀実】

57、不拡大早期和平論の敗北 58、名将の運命 59、対決  

【東條内閣の和平努力】

60、組閣の大命、東條英機に下る  61、東條内閣発足 62、激怒、安堵、絶望、喝采のハルノート 63、自衛のための自殺 64、平和と自由に対する罪 65、慟哭  66、レーニンと明石元二郎

<第三章 大東亜戦争終末抄史>

【帝国陸軍南進論者の正体】 

67、緒戦の快進撃 68、攻勢終末点 69、正体を現した陸軍統制派

【陸軍統制派の陰謀】

70、連合軍の大反攻  71、小磯内閣発足 72、かいらい

【繆斌(ミョウヒン)工作】

73、対重慶和平工作再燃 74、蒋介石と東亜連盟運動 75、繆斌の来日 76、死せる尾崎秀実、生ける日本政府を欺く 77、桜散る

【鈴木内閣の失策】

78、狂気の戦争指導班参謀

【近衛上奏文解説】

79、近衛上奏文  80、国体の衣を着けた共産主義者 81、国体と共産主義の両立論 82、ヒトラーとスターリン 83、戦争指導の変遷 84、石原莞爾の悲劇 85、思想侵略 86、統制派とコミンテルン 87、戦争と平和

【近衛文麿の正体】

88、密会 89、近衛特使案 90、聖断 91、昭和という時代 92、近衛の和平条件 93、正体 

【大東亜戦争の本質】

94、大東亜戦争の本質 95、戦後民主主義の本質 

<更新のお知らせ(2009年3月28日)>

 2003年3月の戦史公開以来、所長は細かな修正を繰り返し、戦争の天才と謀略の天才の戦い-国民のための大東亜戦争正統抄史1928-56は公開当初より10倍ぐらいは良くなったと自負しております。特に憲法と国際法について補足説明を加えました。

 東亜連盟戦史研究所という名称は、所長が時代錯誤な大アジア主義者であるとの誤解を招きかねないので、今では弊サイトには日本戦史研究所という名称をつければ良かったと後悔しています。

東亜連盟戦史研究所移転のお知らせ(2010年10月27日)

 無料ホームページサービス「インフォシーク iswebライト」に伴い東亜連盟戦史研究所の電子書籍は、このFC2ブログに移転しました。所長の本拠地は森羅万象の歴史家ブログです。

所長の大勝利(笑)!「日本政府が共産主義者に降伏」「米の最高機密」終戦間際、中国武官が打電(産経新聞2013年8月11日)ソ連の中枢浸透説を補強。ロンドンのイギリス国立公文書館所蔵の最高機密文書ULTRAで判明(詳細はこちら)。

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大本営発表―真実を雄弁に語る虚偽

ノミの曲芸にすぎない戦後日本マルクス占領憲法解釈学からの覚醒

戦時国際法から南京大虐殺の真偽を分析する

サンフランシスコ講和条約第11条の正当なる解釈

<洗脳狂育と偏向報道から日本の子供を救出するための歴史問題>

 問1 次の武力行使のうち、国際連盟によって「侵略」とは認定されなかったものを1つ選びなさい。

 A、1931年日本の満州進攻
 B、1935年イタリアのエチオピア進攻
 C、1939年ソ連のフィンランド進攻

 正解はこちらです。

 問2 伊藤博文、井上毅、金子堅太郎、伊東巳代治が大日本帝国憲法の起草のために参考にした外国の憲法はどれか。次の中から該当するものを選びなさい。

 1、プロイセン憲法
 2、ベルギー憲法
 3、スウェーデン憲法
 4、イギリス憲法
 5、アメリカ憲法

 正解はこちらです。

文 献 紹 介

・全国民必読書「大東亜戦争とスターリンの謀略戦争と共産主義」あらゆる危険から身を守る「民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をまもる」を読む児童生徒学生は、朝日新聞、NHK、日教組、篠田正浩ら反日左翼勢力に騙されません!

 受験勉強に悩む児童生徒学生にゆとりをもたらす聞き流すだけで英語をマスター7つの名作劇場は画期的な英語教材です。児童生徒学生は、これを寝ながら聞き流して受験勉強の時間を少し短縮し、「戦争の天才と謀略の天才の戦い」国民のための大東亜戦争正統抄史1928―56日本人が知ってはならない歴史-戦後篇を読んでくだされば、幸甚です。

・遂に邦訳刊行!日本国中を騒がせた田母神歴史エッセイの根拠「ヴェノナ」

・日本人が世界の常識に追いつくための戦略の格言―戦略家のための40の議論

・ 多くの日本国民を騙しているインチキ憲法学者のおかげで憲法記念日を間違えている戦後日本をただす井上孚麿の事後救済の法理韓国人を震え上がらせます


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テーマ : 歴史
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1941年12月9日の朝日新聞社説と朝日出身のソ連スパイ尾崎秀実の改造昭和十六年十一月号「大戦を最後まで戦い抜くために」

 所長が許し難い理不尽は、朝日新聞社が戦後世代の日本国民に対し真赤な虚偽の軍国主義史観をふりかざして「過去の誤ちを繰返してはならない」という「大東亜戦争の反省」を要求してくることである。

 昭和天皇の御希望に沿い日米和平交渉をまとめようと必死に努力した東條英機内閣に対米英開戦を迫った朝日新聞社(詳細は国民のための大東亜戦争正統抄史60~66東條内閣の和平努力)に、なぜ日本国民が反戦を説教されなければならないのか。
 今こそ戦後生まれの政治家と我々有権者は朝日新聞社に対して「お前らは死にたいのか」と問い詰めなければならない。

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『満洲』は支那でない立派な独立国-歴史が語る満蒙を見よ(大阪朝日新聞1932.4.18)

 今日の朝日新聞社は、御用学者、御用知識人、御用評論家、御用読者を総動員して日本国が犯した過去の誤ちを直視し反省し謝罪せよと日本国民に説教する。そこで筆者が朝日新聞社の説教に応え、朝日新聞社の主張をギロチンブーメランに変える素晴らしい第一次史料をネット界の有志に提示しよう。

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やしきたかじんが日本にもたらした希望の光-戦時国際法から南京大虐殺の真偽を分析する

 平成16年(2004年)10月、若者に人気の「週刊ヤングジャンプ」に掲載されていた本宮ひろ志の漫画『国が燃える』の中の「南京大虐殺肯定史観」に立脚する描写に、国民の猛抗議が殺到し、本宮は非難の集中砲火を浴びて炎上し「国が燃える」の休載に追い込まれた。筆者は、満州事変の頃からこの漫画に朝日新聞の本多勝一史観の腐臭が漂い始めたことを感知して、立ち読みを止めたのだが、案の定、本宮は馬脚を露してしまった。

 朝日、毎日、テレ朝、TBS、NHKなど反日左翼マスゴミは、この事件を右翼の言論弾圧として大々的に取り上げ、本宮を擁護しようとはしない。おそらく彼等は日本国民の変化に戦慄し、本宮の連載休止に彼ら自身の末路を見出して恐怖しているに違いない。本宮に対する国民の猛抗議とは、これまで荒唐無稽な南京大虐殺説を宣伝してきた彼ら反日左翼勢力に対する国民の許し難い憤りと抑え難い憎しみでもあるからだ。

 平成6年5月、永野茂門法相が「南京事件はでっち上げ」と発言し日本国内外の反日勢力から非難の集中砲火を浴び辞職に追い込まれたが、1994年の日本国と2004年の日本国を比べると、隔世の感があり、筆者は歴史家の見習いとして感慨に耐えない。小林よしのりの戦争論やインターネットが多くの日本国民を急速に覚醒させているのであろう。

 テレビマスコミの大半が明日の我が身をかばい「ヤングジャンプ国が燃える」事件を無視する中、勇気を奮ってこの事件を取り上げ、南京虐殺の真偽を議論した読売テレビ「やしきたかじんのそこまで言って委員会」のネットアンケートを見ても、南京大虐殺否定論者が圧倒的多数を占めている。まことに慶賀の至りではあるが、肯定論者は無論のこと否定論者の中にも、首を傾げざるを得ない偏向した歴史観の持ち主が少なからず存在していたことは遺憾であり、未だ正確な戦史の真実が世人に知られていないことを痛感させられる。

 そこで筆者が戦時国際法から南京攻防戦を簡潔に分析してみよう。

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大東亜戦争の真相と近衛内閣の正体を解明する尾崎秀実の論文一覧

 尾崎秀実著作集(勁草書房)は、朝日新聞出身のソ連スパイ尾崎秀実が支那問題の権威として検挙されるまでに発表した多数の論文を収録。尾崎はゾルゲの片腕にして近衛文麿の最高政治幕僚であった為に、彼の論文は、ゾルゲ機関の謀略活動や近衛内閣の軍事外交内政の目的、近衛の正体を余すところなく示唆している。

 特に1937・11~1939・12に発表された論文を収録した尾崎秀実著作集〈第2巻〉1977年は、支那事変の研究に役立つこと絶大である。

 「東亜新秩序論の現在及び将来―東亜協同体論を中心に」(東亜問題昭和十四年四月創刊号)の中で、尾崎は、近衛が彼の同志であり共産主義者であることを示唆しているのだ。

 また「汪精衛政権の基礎」(公論昭和十四年十一月号)は、反共親日を標榜した汪兆銘政権樹立工作の推進勢力の中心人物が共産主義者の尾崎秀実であったことを示す。この事実こそ支那事変と大東亜戦争の真相と近衛内閣の正体を解き明かす鍵である。

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大本営の奥の院の所在と正体に触れなかった堀栄三の大本営参謀の情報戦記

 大本営陸軍部の情報参謀を務めた堀栄三(1913~1995)は、諸種の公開情報を収集分析してアメリカ軍の動向を事前に察知し、マッカーサー参謀という異名を取った。しかし堀栄三の情報先知能力(インフォーメーション&インテリジェンス)は戦史研究に活かされなかった。

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はだしのゲンにすがる反日左翼勢力こそ大東亜戦争完遂派

 大日本帝國憲法下における天皇は國の元首として統治権を総攬し憲法に依りてこれを行使する立憲君主であるため(第四條)、帝國憲法第五十五條二項「凡て法律勅令其の他國務に関わる詔勅は國務大臣の副署を要す」に因り、独自に如何なる法律勅令詔書も制定できない。

 だから帝國憲法はその代償として天皇を処罰と侮辱の対象にしてはいけない無答責の地位に置き(第三條、天皇の神聖不可侵)、天皇を輔弼(助言)し天皇が裁可し公布する法律勅令詔書に副署(同意のサインつまり承認)を与える国務各大臣に、天皇に対する直接的責任と国民に対する間接的責任を負わせるのである(第五十五條一項)。

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今こそ法の支配を尊重する平和主義を実現する秋-大日本帝國憲法義解第七十七條解説案

 平和(戦争無き状態)は実に多様である。平和には、日本国が天皇陛下を国家元首として戴く立憲君主制自由主義的議会制デモクラシー国として独立し健在している平和があれば、日本国がチベットと同様に独立を喪失し中華人民共和国の一省になっている平和(いわゆる奴隷の平和)もあり得る

 必然的に平和主義も多様であり、法の支配を尊重する平和主義があれば、GHQの戦争犯罪(1907年ハーグ陸戦法規違反およびポツダム宣言違反にして帝國憲法違反のGHQ製日本国憲法)を肯定これに服従し法の支配を放棄する平和主義もある

 歴史法学徒の一人である所長はもちろん前者の平和主義者である(詳細は韓国人を震え上がらせるための日本憲法学の密教)が故に、日本国憲法無効・大日本帝國憲法復元論に賛同し、我が国が帝國憲法に増補すべき「法の支配を尊重する平和主義條項」を提示するのである。

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幻の中国人強制連行-朝日新聞の錯覚商法と欠陥製品

 朝日新聞社は錯覚商法を駆使し、読者に欠陥製品を売り付け、日本人に贖罪感を植え付け、日本政府に我々国民の税金を賠償金として中国人に貢がせようとしている。その証拠が以下の朝日社説である。

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パル判決が語る慰安婦強制連行説の虚構-林博史の欺瞞

 朝日新聞社の報道によると林博史が、日本軍慰安婦問題をめぐり、東京裁判に提出された各国検察団の証拠資料の中から、占領支配したアジアの女性が日本軍に強制的に慰安婦にされたことを示す尋問調書などを確認したという。ついに朝日新聞社の大反撃が始まったか?

慰安婦強制示す調書、東京裁判に各国検察提出(朝日新聞2007年04月15日03時00分)

 日本軍慰安婦問題をめぐり、東京裁判に提出された各国検察団の証拠資料の中から、占領支配したアジアの女性が日本軍に強制的に慰安婦にされたことを示す尋問調書などを、林博史・関東学院大教授(現代史)が確認した。17日に日本外国特派員協会で会見して公表する。裁判で証拠として採用されたもので、東大社会科学研究所図書館に所蔵されている。

 東京裁判には、日本軍によるアジア各地での住民・捕虜殺害など具体的な残虐行為を立証するために膨大な証拠資料が提出された。今回、林教授が確認したのは、オランダやフランス、中国など各国の検察団が提出した調書や陳述書など。

 インドネシアで、ジャワ島やモア島、カリマンタン(ボルネオ島)で女性たちが強制的に慰安婦にされたことを示す証拠資料が提出されたことが判明したほか、アジア各地で同様のケースがあった。これまで、国立国会図書館所蔵の東京裁判関係資料から尋問調書の一部が確認されていた。

 オランダが提出した、ボルネオ島で海軍の情報機関にいた男性軍属に対する46年3月13日付の尋問調書。日本人と親しくしていた地元女性が日本軍に拘束され、警備隊長に平手打ちをされ、裸で立たされる状況に触れて、取調官が追及する。

 彼女たちを拘束した理由について、男性軍属はこう答えた。「抑留したのは彼らを淫売(いんばい)屋に入れることができるための口実を設けるために警備隊長の命令でなされたのであります」

 46年5月16日付の尋問調書では、ジャワ島の民間抑留者の収容所にいたオランダ人女性が強制的に慰安婦にされたことを証言している。

 44年1月28日、インドネシア人警察官が彼女を含め計7人の女性や少女を日本軍捕虜収容所事務所に連れていき、日本人に引き渡した。さらに車で小さな収容所に運ばれた。同年2月3日に医師による健康診断を受けた際、日本人向けの「娼楼(しょうろう)(brothel)」で働かされることを知ったという。

 「労働日には娼楼は日本将校のために、日曜日午後は日本下士官のために開かれ、日曜日の午前は兵卒等のために保留された。時々一般の日本人が来た。私は常に拒絶したが無駄だった」

 フランスが提出したベトナム人女性の口述書の抜粋には「日本人はフランス兵と一緒に生活していた私の同国人数人に、光安に設けた慰安所(brothel)へ一緒へ行くよう強制しました」とある。

 中国の「軍事委員会行政院」が46年5月27日付で作成した資料は日本軍の桂林での残虐行為に言及、「四方より女工を招致し、麗澤門外に連れ行き脅迫して、妓女(ぎじょ)として獣の如(ごと)き軍隊の淫楽(いんらく)に供した」と記す。東京裁判の判決も桂林の残虐行為に触れた中で、「工場を設立するという口実で、かれら(日本軍)は女工を募集した。こうして募集された婦女子に、日本軍隊のために醜業を強制した」と認定している。

 一連の資料について林教授は「これらは各国が作成した公文書であり、判決でも強制したことが事実認定されている。サンフランシスコ平和条約で戦犯裁判を受諾した日本には、これらの文書の意味は無視できないだろう」と話している。


 林博史が確認した検察団の証拠資料などは目新しいものでない。共同研究パル判決書(東京裁判研究会編/講談社学術文庫/1984年2月10日初版発行)下巻第六部「厳密なる意味における戦争犯罪」で既に詳しく分析されているのである。所長が以下にそれらの一部を引用する。

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プロフィール

Author:龍井榮侍
 東亜連盟戦史研究所は、主として大東亜戦争に関する国民戦史知識水準の向上を目指して開設されました。

 弊研究所が確信する「正統戦史研究」とは、信用の置ける第一次史料を集め、史料に事実を語らせ、独自の史観を構成することです。だが第一次史料とて作成者の欺瞞、錯誤を含んでいるかも知れず、たとえ紛れもない真実を示していても、所詮それは膨大な歴史的事実のごく一部にすぎません。

 歴史の真実の探求は極めて困難であり、戦史研究に於いて最も留意すべき事項は、間違いが判明すれば直ちに訂正することであり、最も禁忌すべき事項は、「自説保全による自己保身」に走ることです。よって弊研究所は、読者の皆様の建設的な礼節ある御意見、御批判、御叱正を歓迎します。
 
 所長の本拠地は森羅万象の歴史家ブログです。

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