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大東亜戦争の真相と近衛内閣の正体を解明する尾崎秀実の論文一覧

 尾崎秀実著作集(勁草書房)は、朝日新聞出身のソ連スパイ尾崎秀実が支那問題の権威として検挙されるまでに発表した多数の論文を収録。尾崎はゾルゲの片腕にして近衛文麿の最高政治幕僚であった為に、彼の論文は、ゾルゲ機関の謀略活動や近衛内閣の軍事外交内政の目的、近衛の正体を余すところなく示唆している。

 特に1937・11~1939・12に発表された論文を収録した尾崎秀実著作集〈第2巻〉1977年は、支那事変の研究に役立つこと絶大である。

 「東亜新秩序論の現在及び将来―東亜協同体論を中心に」(東亜問題昭和十四年四月創刊号)の中で、尾崎は、近衛が彼の同志であり共産主義者であることを示唆しているのだ。

 また「汪精衛政権の基礎」(公論昭和十四年十一月号)は、反共親日を標榜した汪兆銘政権樹立工作の推進勢力の中心人物が共産主義者の尾崎秀実であったことを示す。この事実こそ支那事変と大東亜戦争の真相と近衛内閣の正体を解き明かす鍵である。


【尾崎秀実著作集1~5(勁草書房)】

昭和五年(一九三〇)
英国何以落後了? 大衆文芸5
日本左翼文壇之一瞥 大衆文芸5

昭和六年(一九三一)
支那小説集阿Q正伝(翻訳) 四六書院
蜂起(翻訳) 四六書院

昭和七年(一九三二)
支那共産軍の問題 社会及国家7

昭和八年(一九三三)
ヒットラーはどこへ行く 国際評論3
中欧に蟠まる国際関係 国際評論10
Chinese Destinies 社会及国家12

昭和九年(一九三四)
支那の運命(翻訳) 社会及国家4~12
女一人大地を行く(翻訳) 改造社8
在満機構改革の縺れ 社会及国家10
蒋介石の「剿共」 帝国大学新聞11・26
ソビエト支那最近の経済施設 自由通商11
共産軍の西方移動と今後の支那政局 国際評論11
西南問題の重要性 社会及国家12

昭和十年(一九三五)
イギリス産業調査団報告 社会及国家1
支那と銀問題 国際評論2
「戦争断じてなし」 社会及国家2
鄧熙華(トレチャコフ) 社会及国家2
日支親善ということ 社会及国家3
新版大亜細亜主義 社会及国家4
難航の日支提携 社会及国家4
支那社会経済史 社会及国家4
支那市場を綾る日英米の角逐 自由通商4
内債に嵩む支那と国際援助の政治性
天災と抵抗力 社会及国家5
支那経済の立直しと借款問題 国際評論5
中国共産党と中国ソビエト 河出書房5
端倪し得ぬ日支外交 社会及国家6
「九・一八前後」前後の北平(村上知行) 社会及国家6
外蒙共和国の発展と戦略的重要性 東亜7
親日政治家の逃避 社会及国家7
朝鮮開国交渉始末 社会及国家7
北支事変の後に来るもの 中央公論8
Daughter of Earthの新版 社会及国家8
エチオピアと日本 社会及国家8
対支政策の推進力とその限界 中央公論8
転機に立つ支那 帝国大学新聞9.9
恐慌支那と英 帝国大学新聞9・16
大陸、晴曇常無し 社会及国家9
英国侵略中国辺彊的趨勢 太平洋9~10
日英対支政策に調和点ありや 国際評論10
水防国策 社会及国家10
支那の幣制改革と日英の対立
イギリス対支政策の鋭鋒 社会及国家11
汪兆銘射たる 社会及国家11
北支問題の重要性 
外交政策と輿論の貧弱 社会及国家12

昭和十一年(一九三六)
支那における列強の角逐 国際評論1
幣制改革の効果 帝国大学新聞1・27
南京政権の危機 帝国大学新聞2・3
南京政府の内債借款
日支外交の一元化
日支外交の一元化
共産軍の進出 帝国大学新聞3・23
支那の国際貿易に関する一考察 自由通商4
支那をめぐる日蘇関係 国際評論4
日ソ関係の緊迫 社会及国家4
襟もとにつく 社会及国家4
北支進出を企てる支那共産軍 アサヒグラフ4・29
黒人帝国滅ぶ 社会及国家5
蒋介石政権の最近の動向 日本国際年間昭和十一年版6
山東現地に支那を視る 朝日新聞社6
宋哲元氏会見記 朝日新聞社6
殷汝耕氏と会見の記 朝日新聞社6
支那の学生 学生評論
親英転更の効果 社会及国家6
支那研究と方法論 帝国大学新聞6・8
最近の段階における日支関係 太平洋会議レポート6・28
支那における日英経済戦 自由通商7
西南問題の現代支那政局に於ける意義 国際評論7
西南派と日本 社会及国家7
列国の対支政策 
中国共産党 岩波書店10
支那統一と日本 社会及国家10
太平洋会議 社会及国家10
アメリカ西海岸を歩く 帝国大学新聞10・26~11・2
綏遠問題の帰趨 帝国大学新聞11・30
太平洋会議の支那問題 中央公論11
太平洋会議と新聞 国際知識11
防共問題の核心 社会及国家11
防共問題の多面性 日本評論12
支那における国際関係の新局面 新評論12
平綏戦線異常 社会及国家12

昭和十二年(一九三七)
張学良クーデターの意義 中央公論1
支那経済の動向 自由通商1
「防共」と支那における国際関係 国際評論1
西安事件と日本 社会及国家1
支那における列強外交戦の再開
三中全会開かる 帝国大学新聞2・22
支那経済の現勢移り行く支那 朝日新聞社2
共産党の諸問題 朝日新聞社2
支那における列強 朝日新聞社2
西安事件以後の新情勢 社会及国家2
日支関係の新局面 社会及国家2
芦原将軍の死 社会及国家2
新彊におけるソ連の経済的地盤 国際知識3
イギリス対支政策の新段階 国際評論3
支那とソ連邦 月刊ロシア3
動くか支那は 社会及国家3
戦争の危機と東亜 中央公論4
東亜に於ける戦争の危機 自由4
日支経済提携 社会及国家4
対支政策の転換 壮年団5
英の新対支政策 帝国大学新聞5・3
日支経済提携批判 改造5
支那の産業開発と国際資本 自由通商5
列強角逐中におけるアメリカの対支政策
支那に於ける英国の勢力 昭和研究会 
日英会談と支那の動き 壮年団6
支那の経済建設批判 太平洋問題日本国際協会6
新内閣と支那 社会及国家6
全体抗日の支那を暴く(座談会) グラフィック6・15
近衛内閣と対支外交 壮年団7
転換期支那の基本問題 中央公論7
日ソ国防力概説
北支問題の重大化 壮年団8
日本の大陸政策と満州・北支問題 朝日新聞社8
転換期支那の基本問題 支那の知識・青年書房8
北支問題の新段階 改造8
北支に錯綜する列強の利権
幣制改革の検討 朝日新聞社東亜問題調査会編8
イギリス対支政策の新段階 朝日新聞社東亜問題調査会編8
人民戦線運動 朝日新聞社東亜問題調査会編8
第六回太平洋会議の諸問題 朝日新聞社東亜問題調査会編8
日支戦争の展開 壮年団9
嵐に立つ支那 亜里書房9
彼等上海=南京枢軸を死守せん 週刊朝日9・12
南京政府論 中央公論9 
中国国民党・共産党関係史 日本評論9
ソ支不可侵条約締結 
支那は果たして赤化するか
南京政府と中国共産党
支那論の貧困と事変の認識 セルパン9
支那事変と列強 壮年団10
抵抗力の限度 帝国大学新聞10・18
支那に於ける英国の勢力 中央公論10
時局と対支認識 改造10
澳門「東洋の真珠」(翻訳) 中央公論臨時大衆版10
支那を支配する国民党
支那事変と列国
支那に於ける貿易と関税政策 自由通商10
遠き慮り 社会及国家10
内蒙古独立の重大性 アサヒグラフ11・17
上海占領と国際関係 京都帝大新聞11・20
蒋政権の今後 帝国大学新聞11・22
国際関係からみた支那 第二国民会出版部11
周恩来の地位 中央公論11
敗北支那の進路 改造11
日支事変-展開を予定する停滞 壮年団11
支那の教育運動 教育11
真理の勇 社会及国家11
蒋介石よどこへ行く 週間朝日12・12
日支事変と国際資本 改造社12
国共両党合作の招来 日本評論第二臨時号12
日支局面の急転回 壮年団12
日支事変と独逸 グラフィック12・5
脆弱性の克報 社会及国家12
江南飢ゆ 社会及国家12

昭和十三年(一九三八)
抗日支那の行方 大阪朝日新聞1・1~4
Chinese Peasants  NIPPON2
六全大会開く 帝国大学新聞3・31 
南支を見る 荘年団4
香港を嘆く アサヒグラフ4・13
列強極東政策の帰趨 京都帝大新聞5・5
China Whither?  NIPPON5
最近の香港と広東 朝日新聞社5
長期抗戦の行方 改造5
New Far Eastern Diplomacy Contemporary Japan6
長期戦下の諸問題 中央公論6
四季の歌 大陸6
香港・広東・澳門 JOAK放送6・26
対支経済国策の基調(日支事変と支那経済) 外交時報7
日支戦争第三期 大陸8
長期戦を戦い抜け 大陸8
漢口をなぜ撃つか(漢口攻略の意義)大陸9
事変は支那を変革する 月刊ロシア9
漢口戦後に来るもの 大陸10
事変と支那経済 朝日東亜年報10
The Yellow River and Chinese Civilization NIPPON10
支那理解への道 図書10
現代支那批判 中央公論11

昭和十四年(一九三九)
興亜外交の出発 帝国大学新聞12・19
東亜に於ける新平和体制への道 創元社1
汪精衛はどこへ行く
「東亜協同体」の理念とその成立の客観的基礎 中央公論1
時局収拾と国民再編成 改造1
アジア問題文献解題 創元社2
蒋政権の衰頽と新政権の前途 山口高商経済研究所編
東亜に迫る世界の圧力 文芸春秋2
国民革命以後の列強と支那 創元社3
アジア問題文献解題 創元社3
東亜政局に於ける一時的停滞と新なる発展の予想 改造3
国民党の文化政策 創元社4
東亜新秩序論の現在及将来 東亜問題4
Activities of hlw Pei-hu and Wang Ching-wei(呉佩孚と汪精衛の活動) Contemporary Japan4

春寒料峭 科学主義工業4
国民政府の成立と統一政策東亜の現勢 誠文堂新光社5
現代支那論 岩波書店5
第二次世界大戦と極東(座談会) 中央公論5
汪兆銘問題の新展開 中央公論5
陳翰笙先生 グラフィック5
自主的体制を確立せよ 帝国大学新聞5・8
東亜協同体論 帝国大学新聞6・28
太平洋の新秩序 革新日本の指標東亜解放社7
阿部内閣の成立 第二次欧州大戦の序幕 満鉄東京支社時事資料月報9・10
アジアに寄せる言葉 創元社10
変化するもの-上海・漢口・上海 同月報九10
汪派の顔ぶれ 東亜公論社通信10
動乱欧州の前途(座談会) 中央公論10
汪精衛政権の基礎 公論11
三民主義再検討・現段階的意義 帝国大学新聞12・4
事変処理座談会 東亜連盟12

昭和十五年(一九四〇)
最近日支関係史 日本国際協会1
「汪兆銘伝」を読む 東亜解放1
東亜新情勢の展望(座談会) 大陸1
良書紹介 図書1
支那資本主義発達略史 創元社2
国民党の経済建設 創元社2
汪兆銘全集 大陸2
戒心すべき内政の弛緩状態 時事資料月報4・15
アジア人名辞典 創元社4
アジア講座の完成と虎さんの思い出 創元社月報一二4
欧州戦局の急転回と政局 時事資料月報5・22
支那社会経済論 生活社6
東亜新秩序建設の理論と方策(討論参加) 生活社6
新党問題と政局 時事資料月報6・15
国民再組織問題の現実性 帝国大学新聞6・10
新内閣と事変処理 東洋経済新報7・27
第二次近衛内閣の成立と新政治組織 時事資料月報7・30
東洋の社会構成と日支の将来(座談会) 中央公論7
現下日本ジャーナリズム批判 大陸7
大きな見込み違い 東亜解放8
普陀山のこと 科学主義工業8
新党運動の国民的基礎(座談会) 大陸8
外交政策と東洋の民族主義 都新聞8・27
世界政治と東亜(翻訳) 生活社9
東亜部の地位 都新聞9・10
新体制の東亜問題 東亜連盟10
The New National Structure(新体制について)Contemporary Japan10
卒伍の重要性 都新聞10・22
抗戦支那の政治経済情勢 西村書店11
良書紹介 図書11
外交路線と経済 都新聞11・5
地方と新体制 都新聞11・19
満州国と協和会 中央公論12
南方問題と支那問題 新亜細亜12
国民政府の新課題 東亜解放12
南京政権の性格 都新聞12・3

昭和十六年(一九四一)
現状維持勢力の一時的安定と最近の政治情勢一般について 時事資料月報1・24
支那事変の国際性 帝国大学新聞1・20
事変第五年への展望(座談会) 大陸新報1・1~10
支那の戦時経済 大陸1
対米問題の厳重性の被う勿れ 都新聞1・21
東亜共栄圏の新課題 大陸新報2・5
議会と現実政治 東洋経済新報 2・15
不要の翳を持つ政治情勢 時事資料月報2・25
国共関係激化 都新聞2・4
思想と政策 都新聞2・19
北支人気質 東亜解放3
風見章・尾崎秀実・時局対談 大陸3
東亜共栄圏の基底に横たわる重要問題 改造3
欠乏と社会道徳 東洋経済新報3・15
満州への公開状 満州日日新聞3
枢軸外交の勝利(座談会) 読売新聞3・25~4・9
世界的非常時と指導者の意識 都新聞3・5
米と菓子切符制 都新聞3・19
東亜の現実と理想 東亜解放4
バルカン状勢の新展開と支那 東洋経済新報4・12
世界政治と支那事変 大陸4
支那近代百年表草稿について 東亜研究所報4
翼賛会改組に望む 都新聞4・3
ソ連の現実外交と重慶の狼狽 都新聞4・18
政治の若さ 都新聞5・3
東亜外交政策に加うべき考慮 都新聞5・17
不変なるものと変化するもの 都新聞5・31
東亜民族結合と外国勢力 中央公論6
去年の今頃 都新聞6・14
最後の勝負を決するのは民族社会の弾力性 都新聞6・28
転機を孕む国際情勢と東亜 中央公論7
世界政治に於ける重慶の役割 東亜解放7
現実政治の推移 大陸7
汪精衛閣下の来訪に当りて(談) 実業之世界7
世界の運命と東亜 大陸新報7
日本の人口と経済 図書7
事変完遂への道 支那事変と東亜結合の理念 都新聞7・7~9
支那社会と近代戦 都新聞7・12
事変処理を焦るな 都新聞7・26
独ソ開戦と重慶の立場 改造8
中華の双星 国民党と共産党 東亜政治と東亜経済8
東亜外交の新段階 大陸新報8・1~2
都市と農村 都新聞8・9
地方的翼賛体制 都新聞8・23
国際情勢と危機の自覚 大陸新報9・7
地方的活力 都新聞9・6
満州と農民 都新聞9・20
対米交渉と南方問題 時事資料月報9・30
危機迫る東亜 大陸10
北京滅亡史の教訓 都新聞10・5
大陸政策十年の検討 満州評論10・25
大戦を最後まで戦い抜くために 改造11

昭和十九年(一九四四)
尾崎秀実の上申書(一)(二)特高月報10(11・7死刑執行)
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プロフィール

龍井榮侍

Author:龍井榮侍
 東亜連盟戦史研究所は、主として大東亜戦争に関する国民の戦史知識水準の向上を目指して開設されました。

 弊研究所が確信する「正統戦史研究」とは、信用の置ける第一次史料を集め、史料に事実を語らせ、独自の史観を構成することです。だが第一次史料とて作成者の欺瞞、錯誤を含んでいるかも知れず、たとえ紛れもない真実を示していても、所詮それは膨大な歴史的事実のごく一部にすぎません。

 歴史の真実の探求は極めて困難であり、戦史研究において最も留意すべき事項は、間違いが判明すれば直ちに訂正することであり、最も禁忌すべき事項は、「自説保全による自己保身」に走ることです。よって弊研究所は、読者の皆様の建設的な礼節ある御意見、御批判、御叱正を歓迎します。
 
 所長の本拠地は森羅万象の歴史家ブログです。

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